おうちデスクトップのHDDを交換した

メーカ製デスクトップを使ってたのだが、ややHDDが手狭になってきたので1TBのディスクを買ってきて交換した。
個人的にディスクを増設して稼動電力を増やすのは好きではないので、より大きなディスクに置き替える方向で。ただし、Windowsのシステムが入ったディスクを交換するにはやや煩雑な手順が必要だった。

  1. 稼働中のシステムにUSB-SATAのケーブルでベアドライブを接続
  2. Windowsパーティションを切る
  3. (一応)NTFSでフォーマット
  4. Disk copyをCD-Rに書き込み
  5. 上記のCD-Rでブート
  6. Partition copyで既存のパーティションから、移動したい先へデータをコピー
  7. LinuxなどでNTFSの領域をパーティションの大きさまで伸長
  8. 元のPCで物理的に入れ替え
  9. 起動
  10. 初回のみディスクチェックが走る
  11. 終了

注意点がいくつかあって、上記のソフトではパーティションのコピーをやってくれるのだけどファイルシステム的解釈はしないようで単純にブロック単位でコピーするようだった。つまりコピー先のドライブに元より大きなパーティションが切ってあってもコピー先ではその最大まで使わないファイルシステムが出来てしまう。私の例だと900GBのパーティションに200GBぐらいのファイルシステムが出来てしまった。もちろん、このままだと無駄な領域として残ってしまうので、次のステップが必要。NTFS自体はオフラインであれば作成後も伸長することができるようで、私は別で稼動中のLinux boxに接続してgparted(とそこから呼ばれるntfsresize)で引き延した。別途用意するのが面倒ならば、KNOPPIXみたいなCD-RからブートするLinuxを別途用意すると良いかもしれない。
あと、データのコピーはベリファイをやりつつ実行するようで非常に時間がかかる。私の環境では200MB/minぐらいしか出なかったので、コピーだけで丸一日かかってしまった。