会議

結局、企業の生産性を決めるのって会議とかミーティングではないかという気がしてきた。
従業員個々の処理能力が企業によって数倍も差が出ることなんて無いはずで、平均化すれば差なんてせいぜいが数十%程度ぐらいだろう。ただ企業では仕事が一人で完結することはほとんどなくて複数人が絡むことが多い。そのときの情報の同期を図るのが会議やらミーティングなんだけど、これを如何に効率よく短時間で確実に同期をできるかが効率化の肝なんじゃないかな。
要はあれ、マルチプロセッサのシステムでの効率的な処理の問題と同じ。問題の適切な分割と情報の同期を上手くやることが重要なのではないかと。ロック待ちで遊ばせておく時間を最小にしつつ、同期処理は効率的にするべきであるという感じで。
前職では大きな会社のわりに担当レベルでは同期をとる必要のない部分が多く一人の中で処理が完結するので、最小限の同期で済んだのでだらだらしたミーティングなんてのが無かったのだけど、今の職場は一日中ミーティングしている日もあるぐらい。ブレストならともかく情報の並列化だけが目的の会議であの時間のかけ方はどうなんだろうと思う今日このごろ。
会議について扱っているビジネス書の必然性が今までは理解できなかったのだけど、なるほど実は重要なのかもしれない。