MAPLUSポータブルナビ(GPSレシーバー同梱版) - PSP

MAPLUSポータブルナビ(GPSレシーバー同梱版) - PSP

MAPLUSポータブルナビ(GPSレシーバー同梱版) - PSP

休日だったので、やっと遊べた。GPS関連のデバイスはカーナビを少し触ったことがあるぐらいで、他のデバイスとの比較ができないけど一応感想。
GPSのアダプタはPSPの上部にあるUSBポートに直付けするタイプ。ネジで止めることもあって華奢な感じはしない。アンテナ部分正方形で10円玉を載せると丁度外接するぐらいの大きさ。アンテナは180度回転するので付けたままにしておいてもそれほど邪魔にならない。ただ標準で付いてきた本体のケースには入らなくなった。アンテナ部以外のパーツはプラスチックをメッキしたようなチープな加工、ちょっとショットのときもそうだったけどなんでこんなに安っぽく作るのだろうか。
ナビソフトの起動直後に現在地を衛星の情報から確定するのだけど、これが時間がかかる。空が見える場所で5分ぐらいじっとしている必要がある。かなり面倒。
一度場所を確定するとその後の追従性はそれほど悪くない。私の場合自転車で使おうと思っていたので、上着のポケットに入れても使えるかが重要だったのだけど、電波の捕捉自体はできそう。ただし、一度電源を切ったりスリープ状態にしてしまうと再度の位置確定には最初のときと同じぐらいの時間がかかるので厄介。
あしあと記録モードというのがあって、有効にしておくと定期的に位置情報と時刻を記録し続ける。データはMS Duoに書き出されるのだけど、このフォーマットはNMEA-0183フォーマットであるように見える。テキストファイルで最低限の時刻と緯度経度の情報は読みとれることを確認したので、あとはどうとでも加工のしようがありそう。位置情報を記録するモードで消費電力を抑えるように稼動してくれればいいのだけど、放っておくとスリープしてしまうようだし、そもそもそれほどバッテリーの駆動時間も長くないようだ*1
やはり純粋にGPSのデバイスとしてみると色々と不満がある。やはり専門機には勝てないか。本気で使うつもりならGarminのeTrekなりを買っておいた方が無難。やはりこれはよく出来たおもちゃ程度。位置の打刻だけならソニーGPS-CK1Kを使うという手もある。というか下手にGPSバイスを触ったもんだから欲しくなった。
ソニー SONY GPSユニット GPS-CS1K

ソニー SONY GPSユニット GPS-CS1K

地図ソフト自体は当初考えていたほどレスポンスも悪くないし、他のゲームなどで見られるようなアクションを一つするたびにUMDを読みに行くといったような酷い状態ではなかった。地図自体は今時の高度なウェブサービスで提供されている情報満載の地図に比べればかなり見劣りするが、携帯端末に搭載されている物としては及第点なのではないだろうか。
来春にはゼンリンからもこのGPSバイスに対応した地図ソフトが出るらしいので、そちらも試してみたい。

*1:公称では4時間稼動するらしい