ΖガンダムIII

新宿で観てきた。この劇場版三部作が発表されたときには行かないかもー、とか思っていたが、結局三作品とも劇場まで観に行ってしまった。
感想は前の2本と同じく、尺が短かすぎて話が唐突な感じ。テレビシリーズではかなり重要のシークエンスであった、二度目の地球上での話なんかがばっさり省かれていたのでなおさらそう感じた。フォウに特に思い入れはないつもりだけれど、キリマンジャロの話が無かったのは残念。いや、声優が変更されたので敢えて見たくもなかったか、うーん。本作の前半はエウーゴ、ティターンズ、ネオジオンの三つ巴の駆引きが中心だったのだけど、予備知識なしであれを観て筋がわかるもんだろうか。まぁ、筋が理解できないと分らない話ではないと思うけど。
オチは予告通りオリジナルから少し変更されていた。それも含めてラスト付近での追加シークエンスもかなりサービス精神旺盛で、監督の変貌ぶりがうかがえる。
スタッフロールでは井上瑤さんがアーカイブ出演となっていて、改めて故人であることを実感させられた。流石にこれ以降に作られる作品で耳にすることは無いだろうな。
劇場には比較的女性も多かった。私のような重度のガンオタならともかく、女性だけの数人のグループというのは何を求めて足を運んでいるんだろうか。Gacktファン?