オールナイト上映イベント『蘇る伝説の立喰師たち』

出演者が変わってしまったが、チケットも買っていたのでそのまま参加。
そんなに前の席ではなかったのだけど、始まって数分経ったあとでふと横を見たらすぐ横の関係者席と思われるところに監督本人が座っていた。周囲の人は気付いていないようだったけど、腕を組みながらじっとスクリーンを見ておられたのが印象深い。
上映の合間には監督の書いた新刊が販売などしていたので、思惑通りに買ってみる。
立喰師、かく語りき。
上映したのはつて押井監督が脚本や監督などで携った作品で特に立食いシーンがあったものをピックアップして上映するというもの。変なところで笑いのツボが会場で同期しているというよくあるオタク同士の妙なシンパシーが流れる会場。フィルムの劇場作品は「赤い眼鏡」だけで、それ以外はDVD作品をそのまま流すというよくよく考えればかなりボッタクリな企画。まぁ、監督とゲストを深夜に引っぱり出して話をさせるのだから、そっちがむしろメインかな。
トークショーは急遽決まったためか、若干ネタ振りがぎこちない印象だったけれど、押井監督はよく喋っていたのでそれなりに盛り上がったと思う。しかし、やっぱり榊原さんが欠席されたのは残念。