Sunの新しいOpteronサーバ

また新しいサーバを出したんだ、今度は少し大きめなのかなー、ぐらいに思っていたが、X4500のディスク搭載量を見て目を疑った。48個って?
外装から見ても表面から48個も差せるような大きさではないのでやっているかと思いきや、上面から縦に差していく方式だった。こりゃ、サーバというよりはディスクアレイ+コントローラ用のWSという方が正しいような。筐体の半分以上がディスクで占められているわけだし。
もう一方のX4600東工大にも導入された一つの筐体内に複数のサーバをモジュラー式に差すタイプのハイエンド機。こちらは仮想環境を意識してのモデルだろう。ブレードは一枚がフル機能のホストとして動作するために個々のパーツが安物だったり、使い勝手が案外悪かったので、この形態にはそれなりにメリットがあると思う。
2機種は広大なストレージと仮想化というトレンドに向けた良いモデルだと思う。しかし、こうやってOpteronのラインを強化していけばいくほどSPARCの存在意義を失わせてしまうような気がしないでもない。まだこのクラスのマシンはDELLには作れないとはいえ、今後ともこの路線で大丈夫なのだろうか。