Binary2.0カンファレンスに行ってきた

行ってきたというより中継してきた、2割ぐらい仕事。
設営の関係もあって一般向けの会場よりやや早めに現場に着いたところ、前職の同期が。なんでも私と同じ日に退職してベンチャーに転職していたらしい。しかもその会社のCTOの人は私がよく読んでるウェブ日記を書いている人で、私の高校のときの先輩と同じ研究室だったという。なんだか2hopで世界は閉じているのだと実感させられた。件のベンチャー会社ではそろそろエンジニアを雇うことを検討しているとのことだったので、奈良方面に居るP2Pに明るい知り合いの人を推薦しておいた。ご成約の暁には、手数料として年俸の10%を私の口座に(ry
会場の後ではオライリーの人が販売コーナーを設けていて、BINARY HACKSを始めとりわけ濃いラインアップが揃っていた。私も実は「Binary技術の本が出たからってすぐに飛びつくのはミーハー」とか変なことを言って、一段落するのを待っていたのだ。しかし、会場には著者の方や今日プレゼンする人達がうろうろしているのでサインを貰うために購入*1。実際、持ち込まれた書籍は全て10%引きで、おまけも沢山付けてくれたのでかなりお買い得だった。会場ではこの本とサインペンを持ってうろうろしていた。
本題のカンファレンスはいずれも濃い内容ばかり。個人的にはIA-64が2つのプレゼンで題材にされていたのと、サイボウズラボのお二方のが非常に面白かった。
終了後にIA-64ネタを話された方と話したが、Itaniumマシンは弄りたいけど中古で出てないよねという話で雑談。Hackを進めるためには個人が趣味で触れる機械があることが重要。IA-64を本気で普及させたかったら古くなった初代Itaniumでいいからottoあたりに横流しすべきだと思う。ところで、サインも貰う。
サイボウズラボの人達は二代目総長の人のプレゼンが無茶苦茶面白かったのはいいとして、若手と思われる方のもかなり興味深かった。携帯のFlashという非常にキャッチーな題材と内容の異様な濃さの落差はこれが一番だったのではないだろうか。ライトニングトークのため時間制限があったのは残念。
g新部さんのプレゼンは初めて聞いたのだけど、噂通り熱い人だった。曰く「0か1かと問われれば自由と答える」。もうなんか突き抜けているよね、格好いい。もちろんサインを貰う。

*1:こっちのほうがよりミーハー