ファウンデーションと地球〈下〉―銀河帝国興亡史〈5〉 (ハヤカワ文庫SF)

上下巻ともに読了。前作以上に話がファウンデーションから離れて地球とその周辺の陰謀話ばかり。おぉーい、ハリ・セルダンどこへいったー
話自体は面白く読めたのだけど、どうやらアシモフの他のシリーズに関連するエピソードがほとんどだったようで元ネタがわからないまま読んでしまった私からすれば、色々なエピソードを軽く触れて回るだけの話に見えた。
行く先々の星で現地住民とエッチしちゃうのはなんだかTNGのライカー副長やTOSのカーク艦長みたいだな(まぁ、こちらは相手が人類なだけ突飛でもないが)。
ファウンデーションシリーズは劇中での時代設定はこれでひとまず最後のようで、続編はこれよりも時代が前の話となるようだ。確かに本作の最後は引っぱった地球関連のエピソードが一応の決着をつけたようだし、先に進むには風呂敷を更に広げることになりそうだ。