WINEの完成度

Ubuntu+WINEとWindowsXPのベンチマークという記事を見掛けた。DirectXが動くようになったの?しかもネイティブOSと比較できるようなパフォーマンスで?というのが意外だったので、手元の環境でも試してみた。
ソフトウェア環境は同じくUbuntuの7.10、WINEはそこに含まれている0.9.46。昔はインストールしただけでは動かない、日本語が通らないというのが常識だったのだが、今や普通に日本語表示されて標準のNotepadは直ぐに使える状態。
Opteron1216+GeForce 7300 LEというややいびつな環境ながらFFベンチを実行してみたところ低解像度なら3000以上の数値が出た。画面を見ていても特に破綻した表示もなかったし、音も正常に鳴る。実際ゲームをするとなると他の要因もあってすんなりとは行かないようだが、WINEは暫く見ないうちにこれほど進歩していたとは。