のらみみ

一見のほほんとした絵のアニメだが、実はシリアスなSFなのではないかと思うこのごろ。
設定としては藤子F不二雄的世界観の居候キャラというのが広く普及しているという世界観。主人公はそのキャラ紹介所に居候しているキャラの一人である「のらみみ」。
この居候キャラというのが何とも奇妙な設定で、本能的に子供の家になつくように仕向けられていることや、多くの種族がいるようだが個別の品種では個体数が少なそうだったり、過度に愚鈍な品種が居たり、長期間にわたり外見がかわならい点など人工的に作られた種族であることを示唆していると思う。恐らくバイオテクノロジーの産物。
そもそも主人公が居候している紹介所なる施設はどうやって運営されているのか。見たところキャラからは金銭を受けとっていないようだ。だとすれば紹介を受ける家庭から受けとっているのだろう。紹介所がその業務だけで運営費を賄っているとすれば結構な額を請求されそうだ。居候後の食費なども含めて結構な出費になりそうだが。