携帯を機種変してきた

前回の機種変から丁度一年経過したので、新しい機種に買い増し。割賦制度の適用を受けたので、ついに債務者になってしまいましたよ。
機種はN703iμからN705iμへ。これでかれこれNEC端末は4つ連続。会社携帯はSO905iなので、全く他社のを使っていないわけではない。T9に慣れてしまったので、もはやNEC以外選びようがないというのもある。
全機種で不満だった選択ボタン周りの物理的な作りの問題が直っており、かつレスポンスが非常に軽快で大満足。FOMAになってからLinuxにプラットフォームを変えた直後のころは叩き割りたくなるぐらい遅い端末だったけど、よくぞここまで高速化したものだ。同じHSDPA対応機でもレンダリング自体が遅いSO905iと比べるとサイトを見たときの体感速度が歴然として速い。これが3.6Mbpsの真の実力なのか。
仕事で作った携帯サイトを見ても本当にサクサク返ってくるので気持ちよい。どうせ端末側が遅いからサーバをチューニングしても無駄だよ、とか思っていたがこれは誤解だったようだ。最近の機種ならページの中身はともかくPCでウェブを見るときの体験に近い。
あと、NECの最近の端末の特徴としてiモードブラウザのタブブラウザ化があるが、これも便利。タブの切り替えのためだろうか最上段にURLが表示されるようになったのも新鮮。携帯ユーザはURLを見ないから別のサイトに誘導しても気付かないよねと言っていたのだが、これも認識を改める必要がありそう。恐らくtitleタグが設定されていないときにはURLになるのだけど、案外titleを設定していないままのページが多い。今まで携帯ではブックマークするときぐらいしか意識されていなかったからだろう。
機敏なFlashと合わせて、あまりにもウェブの閲覧環境が快適になってしまったので、ついつい今まで以上に転送量を消費しそう。一段高いパケットパックにするかパケホーダイに入ろうかな。
本体に添付されてきたCD-ROMには専用のユーティリティが入っていたのだけど、OSにLinuxを使っているだけあって、その関係のソースコードも添付されていた。XFree86のライセンス表記があったので、実はGUI部分はXだったりするのだろうか。