劇ヱヴァ観た

せっかくの連休に何をやってんだかと思ったが、借りてきて観た。
全ての映像がリファインされて綺麗になっているのはもちろん良かったし音も豪華になっていると思ったが、テレビシリーズのときにあった話の途中での"間"がなくなったのもあって非常に忙しい話に見えた。途中でアイキャッチ相当の物が入ってはいたが、話の切れ目毎に入れるわけにもいかないのかやはりちょっと足りない感じ。まあ、劇場作品で12分毎にアイキャッチを入れられたらそれはそれで見辛いだろうが。
三部作とのことだが、このペースで消化していったのでは以後の作品はもっと詰め込みになってしまうはず。全ての使徒の撃退を描かないでダイジェストにしてしまうのだろうか。
声は全て録り直しだと思うのだけど、奇しくもこの作品の主要キャストは前回の劇場版以降アニメの仕事が減っていた人ばかりなのでアニメの声を当てていること自体が新鮮。当時もそうだったが、今となってはこの豪華キャストを揃えるのは他の作品では無理だよな。演出意図があったのことと思うが、三石さんなどは前回と比べて妙にはしゃいだ演技になっていたのが気になった。
テレビシリーズ放映当時はシンジの年齢に近かった私も今やミサトと同じ歳になってしまったのだと考えると、色々と思うところもあり。当時は「いい歳して落ち着きが無い大人だなー」などと思っていたものだが、「そんなもんだよね」などと同情的になってみたり。