4、5月に読んだ本

無職期間もあったので、もっと読んでいるかと思ったら全然読んでいなかった。

エデン (ハヤカワ文庫SF)

エデン (ハヤカワ文庫SF)

レムってもっと変態的で読み難いと思っていたが、これは案外すんなり読めた。
Jythonプログラミング

Jythonプログラミング

Jython本。これであなたもJython使い!、と思いきやクラスベースオブジェクト指向の仕組みを手で作ってみましょうとかそういう方向に話が進む。まー、Jython自体はPythonと変るところがないので特に解説するほどの事はないんだろう。
JythonのコードをコンパイルしてJVM用のバイトコードにしてくれるjythoncは次のバージョンからサポートを切られるほどに冷遇されているのか。Javaの実行環境は入れるのが政治的に簡単なので、どこでも実行できるPythonスクリプト環境という意味で期待していたので残念。
Rubyスクリプティングテクニック ―テスト駆動による日常業務処理術

Rubyスクリプティングテクニック ―テスト駆動による日常業務処理術

タイトルからもうちょっと実戦向きの話かと思いきや、かなり入門寄りでちょっとがっかり。
テストドリブンだったりして現代的なスクリプトの書き方というのを少し理解したつもり。話が本格始動してきた。ゼータプラスの後継機と思われる機体やプルのクローン部隊の生き残りが出てきたりで、第一次ネオジオン動乱近辺が好きな者にはたまらん展開。
著者の趣味であろう特殊部隊が暗躍しまくるのだが、ともすれば「正規軍いらなくね?」となるかもしれない危うい展開だと思う。特殊用途向けに特化したロトみたいなモビルスーツパトレイバーにおけるロードランナーみたいな感じで、冷静に考えるとこっちの方が便利じゃないかと思わせてしまって話のリアリティを破壊しそう。
フル・フロンタルの背景設定はどうするんだろう。ここまで思わせぶりな状況にしておいて何の繋りもない新規キャラということな無いと思うのだけど。シャアのクローンというのは既に使われているし年齢も合わない。旧作との繋り方からするとグレミー・トトのなれの果てとかいうオチか?
最初の巻を読んだ後にF91のパクリぽいとか言ってすみません。続きが読みたいです。
今日の早川さん 2

今日の早川さん 2

特装版を買うほどの信仰心はないけど、一応