Atomの性能

そろそろ実機でのデータが出始めてきたみたい。
下馬評通りなんだけど、メインストリームのプロセッサと比較するとかなりがっかりな性能。当面のプラットフォームであるWindows XPとの組合せならそこそこ行けるかもしれないが、やはり動画とかを力ずくでデコードする場面とかでは現時点でもかなり厳しいのではないかと思える。
リンク先のページではlameをマルチスレッドで動かしたときのベンチマークもとっていて、この結果によるとHyperthreadingのおかげで約45%増し。これはPentium4のときの数字と比べるとかなり良好だと思う。あの時の実装の失敗の反省が生かされているのではないかと思う。
そのうち出てくるデュアルコア版だと都合4wayに見えるはずなので、アプリケーションが上手く合えばそこそこ面白くなるのかもしれない。ただし、ターゲットであるMIDでそんなアプリケーションがあるとは思えないけど。