マスク進化論

時節柄はオフィスでも電車でもマスクをしている人が増えた。かく言う私も風邪気味のときや直りかけのときは、自衛も兼ねてマスクをして外出していることも多い。
年々マスクも高機能化しているようだが、今年は蛇腹状に皺があって鼻から顎まで覆うようなタイプが主流なようだ。おまけに鼻にかかる部分が固い素材が入っており、鼻のカーブにフィットできるようになっている。これはかなり具合が良くて、口周りの自由度と隙間の無さを両立している。覆うことによる遮音性はあるものの、普通に会話ができるぐらいの能力
去年ぐらいに買ったものは不織布の一体整形のもので、シンプルではいいのだけど耳にあたる部分の伸縮性に難があった。着けた様子が特撮ヒーロー(あるいはその悪役)みたいになってしまうのだが、テレビCMではむしろこの特異な外見をネタにしているようだ。正直見慣れないうちは、吹き出しそうになった。
このハイテクマスクが全盛のなかでも、ときどきトラディショナルなマスクをしているサラリーマンの人が居たりする。小学校の給食のときに使ったような綿とゴムの長方形のやつだ。あれは物持ちが良いとかそういうのではないんだろうな。