Mac生活4日目の感想
UNIX環境のパッケージ
最低限のビルド環境はインストールディスクから追加インストールしたので、あとは全てソースからビルドしていけば一応環境は作れるのだけど、全て手作業でやっていたのでは時間がいくらあっても足りないのでここは公開されているパッケージ環境をつかう。
普段はDebian GNU/Linuxを使っているので、そのコマンドを流用しているというFinkを使うことにした。最初につかうバイナリは通常のMacのアプリケーションと同じようにインストールする。すると/sw以下にUNIXライクなツリーを作ってくれてパッケージからインストールするバイナリはそこに置かれる。もちろんこれらをPATHに入れるのだけど、Finkではこれらを設定するshell scriptまでは用意してくれていた。私はzsh使いだったので環境依存の部分を抜き出した部分でこれらのPATHを設定することにした。
パッケージ群の充実度はDebian本体と比べるべくもないが、それなりに揃っているようでひとまずパッケージに入っていなくて困ることは少なそうだ。ただ、各種コマンドのバージョンがやや古いように感じた。Debian同様stableとunstableという概念があるようで、取得先をunstableにすれば新しいバージョンが使えるかもしれない。