Mac生活4日目の感想

UNIX環境のパッケージ

最低限のビルド環境はインストールディスクから追加インストールしたので、あとは全てソースからビルドしていけば一応環境は作れるのだけど、全て手作業でやっていたのでは時間がいくらあっても足りないのでここは公開されているパッケージ環境をつかう。
普段はDebian GNU/Linuxを使っているので、そのコマンドを流用しているというFinkを使うことにした。最初につかうバイナリは通常のMacのアプリケーションと同じようにインストールする。すると/sw以下にUNIXライクなツリーを作ってくれてパッケージからインストールするバイナリはそこに置かれる。もちろんこれらをPATHに入れるのだけど、Finkではこれらを設定するshell scriptまでは用意してくれていた。私はzsh使いだったので環境依存の部分を抜き出した部分でこれらのPATHを設定することにした。
パッケージ群の充実度はDebian本体と比べるべくもないが、それなりに揃っているようでひとまずパッケージに入っていなくて困ることは少なそうだ。ただ、各種コマンドのバージョンがやや古いように感じた。Debian同様stableとunstableという概念があるようで、取得先をunstableにすれば新しいバージョンが使えるかもしれない。

インターフェイスの配置

物理的なインターフェイスの話
MacBookでは左側面に追加のインターフェイスや電源コネクタが集中していて、取り回しがやや面倒。右側面には光学メディアのスロットがあるのみ。
美しくはあるのだが、使い易いかと言われると微妙。最近のThinkPadのように両サイドにUSBコネクタがあると便利なのだけど。

MacBookは排熱用のスリットが一見したところ見当らなくてどこから熱を出すのか不思議だったのだけど、どうやらディスプレイのヒンジの下に隠れているスリットから排熱するようだ。音も同じ部分から聞こえてくるので、スピーカ用の穴も兼ている様子。
膝の上で軽い処理をさせている分には火傷をするほど高い温度になることはなかったが、ガラスの机の上で重い処理を回しているとかなりの音をたてつつファンが回った。Appleは昔からノートブックの熱で問題を起こしているので、やや不安。