サーバサイド処理とクライアントサイド処理

昔はサーバサイドで処理を完結させて、クライアントにはスタティックなHTMLを渡すだけという手法が長く使われていたけど、最近はクライアントサイドでリッチな処理をさせるのがわりと主流。
なもんで、今の仕事でもちょくちょくリッチな処理をクライアントに任せてサーバはデータを揃えるだけ、というスタイルを採ることもある。しかし、いざクライアントでリッチな処理をさせてみるとクライアント側の互換性などの検証でしばしば悩まされることになる。開発中は自分の端末で動かすものだからそれなりのレスポンスで動作したとしても、一般ユーザにとっては必ずしも快適ではないことも多い。
当初のはサーバの台数に比べて容易にスケールアウトするクライアント側の処理能力を活用できるなんて、素晴しい発想だなどと考えていたが、それはそれで単純には行かないものだ。