EMobileの設定

D02HWLinuxから使うのは、ノウハウが十分に蓄積されているので最近のカーネル(2.6.20以降)を使っていれば何も悩む必要はない。
例のドライバが入ったumassのドライブに見える件は、問答無用でシリアルドライバをロードすれば普通にモデムとして見えるので問題なし。必要ないがumassはSCSI genericデバイスとして見えるので、そのままだとマウントできない。単にCD-ROMのドライバがないだけだろうか。マウントできても中のドライバは使わないので別にいいのだけど。
あとはモデムデバイス(恐らく/dev/ttyUSB0に見えているはず)に対してpppを設定すれば完了。ものぐさな私は、起動時に自動的に上げるインターフェイスに追記してしまった。
LinuxでNAT箱を作る定石はダイヤルアップ時代に散々やっていたはずだが、最近はすっかり市販のNAT箱を使うようになっていたのでどうやるか忘れてしまっていた。最近はNATで色々とできるようなったため、設定が複雑になってどれを有効にすればいいのか試行錯誤が必要だった。一般的にはdistroに含まれる全部入りカーネルを使えば問題ないはず。
しかし、イーモバの回線は常用するには十分なスピードが出るな。Linux箱の足でトラフィックを測っているが、これで見て、5分平均で2.5Mbpsを軽く超えるスピードが出ている。下手なADSLよりも速いぐらいだ。ただし、上りの通信はHSDPAのスペック通りかなり遅い。