レーシックとか

術後1週間後の検査も終わって一段落
レーシックを受けるにあたっての諸々のこととか。

幾らぐらいかかったか

150kぐらい。なんだけど、同時期に受けた人と御互いに紹介し合ったことにして、40kキャッシュバックされる予定。
4人紹介すれば、手術台の元が取れる計算になる。この辺の感覚が怪しい感じ満点だが、顧客獲得に非常に費用のかかる分野であることは理解できる。
私が行った眼科ではこれより高価な方式と安価な方式が受けられる。より高価な方は角膜を削るときにより波面解析を数値的に行うことによってより少ない切削量で収差の少ない加工をするもの。10年ぐらい前にニュースで見たときに「かっけー」と思ったのを記憶している。数値解析に必要な計算機が安価になったことも普及の原因だとか。安い方に決めてから技術的背景を思い出したが、こちらにすれば良かった。
より安価なのは角膜を加工するのに刃物を使うもの。しかし、今となってはあまり人気がないようで、どうしてもこの方式でないと受けられないとき以外は施術しないようだ。

保険適用

健康保険適用の対象となれば必要な負担が非常に下がるの*1で、それを待つべきかどうか。
代替手段があって、本質的には必要がない手術なので当面は適用される事は無いと判断した。適用がなくとも数年前から比べるとかなり安価になってきているらしい。機材費はどんどん安くなるだろうが最低限必要な人件費があるだろうから、下るにも限度があるだろう。

どれぐらい見えるようになったか

左右0.15と0.1の中程度近視と診断されていたが、さきほどの検査では2.0と2.0になった。ただし、視力が安定するには1、2ヶ月は見る必要があるらしい。
「右肩の上に血塗れの女の人が見えるんだけど」というネタは今後使おうと思っているので、会ったときにはネタを事前に潰さないようにお願いします。

コンタクトでいいんじゃない?

数年前に1dayの使い捨てを使っていたのだが、本格的に使おうとすると費用がかさむので1年ほど前から2weekタイプに切り替えていた。それと同時に、コンタクトを洗浄する必要がでてきた。
開封後は2週間使い続けることができるが、使わなくとも2週間で破棄する必要がある。使い始めてわかったのだが、案外連続使用はしなかった。
1枚当りの費用は下がったが使い勝手やメンテナンスコスト諸々を考えると、相対的に魅力が下がってしまった。これがコンタクトを使い続けることを断念した理由。
あまり長期間にわたってコンタクトを使い続けていると、角膜が薄くなってレーシックの手術自体を受けられなくなるらしい。

長期的な不安

これが一番悩んだところ。現在の方式になってから10年ぐらいは経過しているので、10年ぐらいは致命的な後遺症が出ることはないと考えている。
10年以上経てば人工臓器やらの技術も発達するので、大規模な問題がでたときはそちらを頼ろうかなと。きっとその頃にはズームとか高機能化も可能に違いない
私が受けた手術では3年、もう一つ高価な手術では6年間の再手術費用免除が付いている。視力が極端に下がってしまうケースは追加費用なしで再手術を受けることも可能なようだ。もちろん角膜の厚みが足りないなどの物理的制約はあるだろうが

通院期間はどのぐらいか

  • 術前検査
  • 手術当日
  • 術後1日後検査
  • 術後1週間後検査
  • 術後1ヶ月後検査

これが最低限必要な通院。術後の容態次第では追加で通う必要があるらしい。

術後の生活

見え方としてはコンタクトと大差ない。常時付けられるコンタクトレンズを着けていると言われれば信じるぐらい。
ドライアイの症状が出ているのもコンタクトを着けているのと同じような感覚。
朝起きた直後に天井がはっきりと見えるのは、コンタクトにはない瞬間。
同じ時期に手術を受けた人は、酷い頭痛に悩まされていた。目には異常がないらしいので、見え方が変ったことによる緊張性の頭痛ではないかと思う。

*1:現在は3割負担でしたっけ?