Firefoxのクラッシュレポート機能

add-onの食い合わせが悪いのか、私の環境ではしょっちゅうFirefoxが落ちる。その都度クラッシュリポーターが走って、ダンプを送っていいか聞いてくるので問題ないときは送るようにしていた。
しかし、このクラッシュレポートのその後どうなったかは追跡できるのか知らなかったので、調べてみた。
クラッシュレポートで送ったレポートには個別のIDがふられて管理される。この情報はローカルのディレクトリにも記録され、about:crashes というURIでアクセスできる。ここには過去に送ったクラッシュレポートが一覧になっていて、リンクを辿るとそのレポートがどのようなステータスかが分る。
レポートは順次処理されているようで一ヶ月ぐらいすれば内容が分析され、原因の関数まで特定されているようだ。
ちなみに私の送ったレポートは多くが"nsDocument::RemoveEventListener(nsAString_internal const&, nsIDOMEventListener*, int) "という部位で起こっているようで、見ての通りどうやらJavaScriptイベントハンドラ関連のようだ。悪さをしたのが特定のadd-onなのかページの作りなのか、ブラウザの実装上の問題なのかは、このページだけではよくわからなかった。
一ヶ月以上経っても処理中ステータスのままのレポートもあるので、人力で分析が必要なのものと既知の問題で自動判別しているものがあるものがあるのではないかと推測した。