kernel 2.6.28-rc3

今回から正式に採用するにはクオリティ的にちょっと微妙なんだけど、広く目につくようにとメインツリーに統合されたドライバがstagingという扱いで統合された。
正直、何そのデバイス?というのも有るが、無線LAN関連のデバイスやら10G Ethernetなんかのデバイスドライバも有って一部には嬉しい。個人的にはgo7007がひっそりと統合されているのが嬉しかった。これで新しいkernelがリリースされるたびに手でpatchを作らなくて済むようになった。アナログ停波までもうすぐだが、ぎりぎりまで使っていくつもり。
あと気になったのは、usbipというデバイス。説明を読む限りUSBデバイスをIPネットワーク越しに操作できるようにしようという仕組みのようだ。利用側の仮想ホストアダプタと提供側のモジュールから成る。どうにもnaist生の手によるものと思われる。
これでデータセンタにfriioが山のようにホスティングされる時代が来るわけですね(多分違う)