iPadを持ち歩いて思ったこと

散々色々なところで語られているので新たな知見もないのだけど、一応残しておく

速度

速いですね、ウェブ見るには十分

重さ

重い。スペック上700g程度なので、これを重いと言うなんてガジェット好きはなんてひ弱なんだと思われそうだが2、3分使っているぶんにはそれほど重量は感じない。持ってウェブなどを見ているとジワジワと重みを感じる程度なのだ。形状も把手となる部分がないため握力に地味に効いてくる。ノートPCはこれより遥かに重いが、普通机の上や膝に乗せて使うので使っているときには重量が問題になることはすくない。
どこかで支えつつ使いたい。

利用場所

やはり屋内を想定しているのだろうか
携帯無線LAN APと合わせて持ち歩いてみたりなどしてみたが、歩いて使うには無理があるし、電車のなかでも都市部の混雑した車中ではやや大きすぎると感じた。空いた電車で使うと画面を覗きこまれるリスクと隣り合わせ
やはり屋内、例えばソファーなどの上で使うのがベストなのだろうか。

バッテリの持続時間

やたらと持つ、そんな印象。ノートPCなどでも1日使い続けられますと言っているモデルもあるが、結局液晶の輝度を低くしたり小まめにスリープさせつつ使い続けられる程度のものが多いなか、iPadは我慢しなくても1日触り倒せる。

アプリの出来

iWorkの一角Keynoteを買ってみたのだけれど、これはMac版と比較してもかなり制約が強いなと思った。ウェブの感想を見ても案外指摘されていないように見えたところなのだが、かなりサブセット感が強い。UIも簡素に作ってあるぶんMac上での編集作業なみの生産性はとても期待できない。
その他幾つかのiPad対応アプリを試したが、どれもUIがかなり模索中だなと感じた。iPhoneのアプリをそのまま移植するには画面の解像度が違いすぎるが、iPadの解像度での流儀がまだ確立できていないと感じた。広い解像度を生かしてPCのようにメニューバーやアイコンバーが増殖する方向でいくのか、画面遷移を多めにしてiPhoneのように見せていくのか。アップル自身のアプリケーションもまだ決めかねているように見える。
画面の大きさのメリットを中心にしているビューア系のアプリは、わりと素直に画面の大きさのメリットを享受している感じ

カメラ

やっぱり付いていて欲しかったな、と。
iPadを持ち歩く範囲で写真を撮るのかと言われたら疑問なのだけど、インターフェイスの一つとして付けて欲しかった。ドックコネクタ経由での接続は無様だし