Pentium4のベンチ

無意味なマイクロベンチマーク大好き!
つーことで、結局昨日買ってしまったPentium4 641はVTがやはり有効になっていなかった。仕方ないので姫野ベンチでもとる。前回CeleronDでやったときのバイナリが残っていたので、同じバイナリで実行。

gcc-4.0 gcc-4.1
-m32 648.559530 636.444814
-m64 819.762840 987.703087

バイナリごとの傾向は前回とほぼ同様。キャッシュが大きいこともあって、クロック比+αと順当に速い。購入の主たる同期であった動画のエンコードもまずまず速い。HTを有効にすると恐らくシングルスレッド性能は劣化するだろうが、動画のエンコード自体はマルチスレッド対応なので効果としてはポジティブに働くのではないかと期待。
あと、Pentium4はCeleronDと違い省電力関係の機能が有効なので、その辺も試した。バイナリは上記の64bitのgcc-4.1版。governorというのはLinuxのCPU周波数を制御するポリシー。

governor MFLOPS
ondemand 822.231006
conservative 841.066254
powersave 775.692998
performance 984.679316

powersaveだとクロックが2.4Gに固定されているようなので、事実上そのクロックでの性能だろう。単純なループなので性能差が出易いとはいえ結構幅があるな。せっかくある機能だし、常に全力で回ってもらうのももったいないので、conservativeあたりを常用するつもり。
恐らくNetBurst最後のコアで、ようやくリーズナブルな消費電力比性能のプロセッサが出てきた感じ。かなり遅きに失した感あるが。