JANOGの香ばしい人

久しぶりに眩暈がするほどの酷い議論をみかけた。正確には議論というか一人が暴れているだけなんだけど。
まさしく「月をなめるな」状態、議論する双方で埋め難いほどの技術レベルのギャップがあるとああいう噛み合わない議論になってしまうんだな。でも「月をなめるな」の場合と違って、こちらは双方共エンジニアなんだよな、仮にも。技術系のMLで実名晒しての議論とはとても思えない。技術系の会社の代表らしいから、今後の活動に影響しないか少し心配だ。
ネットワークの話は分り難いのでLinuxカーネルの話に例えると現時点で、突然256コアのCPUを手に入れた初心者がkernel MLに「動かないんだけど?どうなってんのボケども!」と殴り込みをかけるようなもの。カーネルを実際書いている人が「Lockが」「セマフォが」などと説明して「だからスケールが難しいんだよ、今努力中なんだけどね」とか「分散OSのhogehogeというのなら行けるかも」などと説得するんだけど、初心者は「えー、なんでちゃんと256倍速くなんないんだよ、カスが書いたカーネルはカスだな」「OS変えたら今のソフト動かなくなるじゃん、そんなこと出来るか、ボケ」とか暴れている状態。しかも本人「Cはよく分んないけどな」と逆切れ。
誇張しているように聞こえるかもしれないけど、実際暴言は吐き散らかしているのでこれに近い状態。
なんとかBBのTさんを始め対応している人は皆さん大人だなぁ。私が現役のネットワークエンジニアだったら顔を真っ赤にして暴言吐いていたと思う。
池田先生は経済学者だからこういう技術的な問題に関しては完全にスルーなのはある意味仕方無いとは思うのだけど、それに当てられたエンジニアが技術的議論をスっ飛して追従してるのはなんとも情けない。